汗をかく辛いものは体を冷やします
最近では香辛料のきいたの辛い料理が流行っています。
体が熱くなって汗をかくので新陳代謝がよくなる効果があるというような話はありますが、女性にとってはあまり積極的にとるべき料理ではありません。
その理由は主に２つあります。
「汗をかく」辛い食べ物は総じて「体を冷やす作用」がある
「汗をかく」という現象は、体が体温を下げるための現象です。
夏に汗をかくのも、体温が上がりすぎないように汗を出して水分の蒸発で体温を下げようとしているからなのです。
ですから、気候が暑い国では、汗が大量に出る香辛料をきかせた辛い料理が多くなります。
汗をかくのは悪いことではありませんが、「冷え症」の女性が頻繁にこのような食べ物を食べているのはかえって体を冷やすことになるので、毎日食べるのは避けましょう。
たまに食べる程度にとどめておくほうがよいです。
激辛香辛料は胃への刺激が大きいので胃を悪くする
香辛料がきいた料理は、舌もピリピリしたりと刺激が強いです。
舌もピリピリするということは、舌の表面は粘膜ですから、食べ物がたどりつく胃の粘膜にとっても「ピリピリ」するほどの刺激があると思ってください。
そんな刺激のあるものが頻繁に胃の中に入ってくると、胃の粘膜が委縮してしまうことになり胃炎を起こしやすくなります。
胃炎を起こしている場合などは、辛いものを食べるのは控えるように指導されるくらいです。
激辛料理は胃にとってもよくないですから、食べ物にしょっしゅう七味をかけているような場合は徐々に減らすようにしましょう。
