女性の体の不調は体が冷えてしまうことで起こりやすくなります。
そして、体の冷えは食べ物でも起こります。
最近では、冬でもアイスクリームや冷たい飲み物を平気で食べている人もいますが、これは体の中の内臓を直接冷やすので、ますます冷え性が悪化します。
とくに子宮・卵巣なども冷えやすく、婦人科の病気になったりそれが悪化することにつながります。また、不妊にも冷えはよくありませんから、
「体を温める作用のある食べ物」・「体を冷やす作用のある食べ物」を知って、体を温めるようにしましょう^^
体を温める食べ物とは?
総じて体を温める作用があるのは北の方でとれるもの・色の濃いもの・土の中で育つものがあります。
・黒い色・・・黒豆・黒砂糖・階層
・暖色系の食品・・・赤身の肉・赤身の魚
・北のほうでとれる食品・・・鮭・ホタテ
・土の中で育つもの・・・ゴボウ・ニンジン・レンコン・山芋・生姜・ネギ
・塩の多い調味料・発酵させたもの・・・味噌・しょうゆ・めんたいこ・佃煮
・水分が少ない硬いもの・・・漬物・せんべい・ドライフルーツ
体を冷やす食べ物とは?
体を冷やす食べ物というのは、水分が多いもの・白いもの・夏にとれるもの・暑い国でとれるものなどがあります。
現在は1年を通して食べられるものが多いのですが、冬に夏ものの食べ物をわざわざ食べる必要はありません。暑い夏は体を冷やすために食べたほうがよいこともありますが、なるべく旬のものを食べるようにしましょう。
・野菜・・・トマト・レタス・トマト・きゅうり・スイカ
・調味料・・・ドレッシング・酢・マヨネーズ・汗をかく香辛料(カレーを含む)
・果物・・・バナナ・パイナップル・ミカン・レモン
・白い食品・・・牛乳・白砂糖・白米・化学調味料(だし・味の素など)・生クリーム・バター・パン
・飲み物・・・コーヒー・ジュース・清涼飲料水・ビール・焼酎・ウィスキー
体を冷やす食べ物の上手な食べ方
夏に体を冷やす食べ物を食べる場合は、
「塩」を使いましょう。
よくトマトやスイカに塩をかけて食べますが、これは素材の冷える効果を「塩」で抑える働きがあります。
また、ネギやしょうがも体を温める作用がありますので薬味として使うとよいでしょう。
葉野菜は塩ゆでにしますが、これも塩の効果で冷えを抑えることできるといわれています。