ﾒﾝﾀﾙの羅針盤：悩んだときは二者択一じゃない

相談内容

今は婦人科の病気を治すのに専念すべきか、妊娠も考えなくちゃいけないのか悩みます・・・
周囲からの妊娠の期待もあってﾌﾟﾚｯｼｬｰがあるし。

ｱﾄﾞﾊﾞｲｽ

こういった内容に限らず、悩みを解決するために二者択一で考えている場合が多いです。

妊娠のことにしても、人それぞれ事情があります。

何の病気がなく、妊娠にﾍﾞｽﾄな体調であればよいですが、病気があれば妊娠することがかえって危険な状態を招くこともあり、様子を見る必要があることもあります。

また、仕事の都合上、妊娠が適していない時期もあるでしょう。

このように、ひとりひとりの事情が違うのですから、「結婚したらすぐに妊娠すること」が正解で、ﾀｲﾐﾝｸﾞをずらすのは不正解のような考えでもって答えをだす必要はないのです。

妊娠する時期だって、婦人科の病気を治療して、体がﾍﾞｽﾄな状態で妊娠したほうが母体にも負荷をかけないですし、赤ちゃんが流産したりする危険性も減ります。

仕事のことだってそうです。

ﾀｲﾐﾝｸﾞを調整してﾍﾞｽﾄな状態にしてから妊娠することが悪いことではありません。

ただ、周囲がそういった当人たちの都合を理解しあえないことはよくあり、
そのｽﾄﾚｽが女性にふりかかってしまい苦しむこともよくあります。

そういったときに、夫婦間できちんと同じ認識でもって、
ご主人にも周囲からの圧力からﾌｫﾛｰしてもらえるように話し合っておくことが必要だと思います。

妊娠は、女性だけの問題ではありません。
夫婦間での大切なことです。
夫婦間での考え方がｽﾞﾚてしまっていると、それこそ女性側へのｽﾄﾚｽが多くなってしまいます。

今すぐ妊娠することにこだわらないでください。
それだけが最良の方法であるということはありません。
それだけが正しいことというわけでもないのです。

なんでも、二者択一で考えてしまうと、妥協できる部分が見当たらずに苦しむことになります。

それぞれの夫婦にそれぞれの事情があります。
それを決まりきった二者択一で判断してしまうことはないのです。

よく話し合って、最終的にはどうしたいのかを決め、その目的のために、今がべｽﾄな状態なのかどうかをよく吟味してみましょう。

思い立ったが吉日という言葉もありますが、
急がばまわれという言葉あります。

急いては事を仕損じるのです。

焦る必要はありません。

ゆっくり、夫婦で話し合い、これからの方針を考えていけばいいのです。

同じようなことで、気になることがありましたら遠慮なくﾒｰﾙしてください＾＾

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